2012年9月28日金曜日
休日はどこに行く vol.025 「オテル・ド・ヨシノ」
オテル・ド・ヨシノ
和歌山県和歌山市 ビッグアイ12F
今日は外で夕食でもと思い、アバロー紀の国の11F「ツインバード」へ。
日暮れ時、西側の大きな窓の席が好きで、ここを選んだのだが、11Fに上がっていくと、あいにくの「本日貸し切り」。
しかたがないので妻とタクシーで和歌山駅方面へ向かう。
車中、「ヨシノ」に行ってみようかという事になり、ビッグアイ12Fの「オテル・ド・ヨシノ」に向かう、初めてで場所がよく解らない。
12Fで降りるとなにやら宴会の準備をしているかの様で雑然としている。間違えたかな?
奥を覗くとレストランの入り口らしきものが見える。作業している横を通り、レストランへ「コース料理しか御座いませんがよろしいですか」と丁寧な応対で一番奥の席に着く。
以前、フランスを旅行していたとき、一緒にいた、年配のご夫婦が「レストランに行くときは正装しなくちゃだめなの」「予約をして行っても、向こうの人は服装を見て、席を決めるのよ」「私たちも最初は解らずに行くと、空いていても入り口付近の席」「身なりを整えて行くと奥の席よ」と言っていたのを思い出す。
ここに来る予定ではなかったのでジャケットは着ているが妻もそんなにドレスアップもしていない、しかし奥の席に案内されるということは、ある程度、身だしなみが整っていると見てくれている、ということか。
横に長く続いた窓からは和歌山市内の夜景が眺望でき、居心地がよい。
グラスのシャンパンを戴き、コースを選ぶ、最近、ワインをよく飲んでいるのでワインリストを見せて戴き、
妻とボトルワインを頼もうかと、リストをもらう、 やはり有名店、高価なワインが並んでいる。「あまり、高価でない物を」と注文、「コースと同額位のものでよろしいでしょうか」。「お願いします」
料理は確かに美味しい、味に深みがあり、焼き加減も良くとてもおいしく戴きました。
度々来れるような店ではないが、「何かの記念日」や「考えに行き詰まった」時、一度、日常を離れて、ワインでも飲みながら会話を楽しみ、楽しい時を過ごすことの出来る。レストランだと思います。
妻が、つぎに来るときはもう少しドレスアップして来ようね、と言いながら。
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